『ワイン道』楽々講座
 講師:城丸 悟

 
ぶどうイラスト ワインの良し悪しはテロワできまる
地方のワインの特徴に更に地区それぞれの特徴を兼ね具えている必 要があり、
 しかし、フランスといっても広く、いろいろな地方があります。テロワの関係でまずまずの品質のワインが出来る地方から、物凄くいいワインが出来る地方までさまざまです。それらの地方の中で世界的に名を知られているのは、ボルドー地方、ブルゴーニュ地方、アルザス地方、ローヌ地方、ラングドックルーション地方、プロヴァンス地方ロワール地方などですが、こういった各地方にはまた、いくつかの地区があり、更にその地区の中にいくつもの村が含まれています。当然、地方で区切られる範囲よりは、その地方に含まれる各地区のほうが面積は狭く、そのまた地区に含まれる村々のほうが面積はより小さくなりますが、こうして面積が小さくなるにつれて、そこで造られるワインに対するいろいろな規制条件は厳しくなっていき、ワインの品質は高くなっていくようになっています。ある地方のワインは、その地方の特徴を具えていなければならず、その地方の中にある各地区は、地方のワインの特徴に更に地区それぞれの特徴を兼ね具えている必要があり、そのまた各地区に含まれる村やブドウ畑から産出されるワインは、そこならではの特徴を具えていなければならない、というのがワインに課せられている法的規制です。ブドウ畑をとりまくそれぞれの自然条件(テロワ)のもとで、地方、地区、村それぞれが、そこで造られるワインのよさを発揮するために、栽培するブドウの品種と植付け面積に対するブドウの樹の数、そしてブドウの果実の収穫量が限定され、醸造方法と造ってもよいワインの量が定められ、出来上がったワインを壜詰めにするまでの樽やタンクでの熟成期間まで約束ごとに縛られています。


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