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ワインの品質とその区別(1) ラベル:『エティケット』のお話(2)
印刷されていなくても使用する原料ブドウの品種とアルコール度数
が8.5〜15度なければいけない |
したがってこの種のワインのボトルに貼ってあるエティケット(ラベル)にはフランス産のワインを混ぜたもの以外は、どこの国、どこの土地のワインかは印刷されていません。印刷されているのは、買い集めたワインを自分の会社でブレンドしたり、あるいは壜に入ったワインを買ってきたりして自分の社で勝手につけたもっともらしい名稱と飾りの絵や写真、そしてそれを売り出したワイン商社の社名と所在地ぐらいで、もちろん年号なども印刷されていません。この種のワインで定められているのは、印刷されていなくても使用する原料ブドウの品種とアルコール度数が8.5〜15度なければいけないということだけです。すべてが日常ガブガブ飲む並の安いワインですが、大量生産なので業者は少しでも多くさばけなければ経営が成り立たず、一部のいいかげんな業者を除けば、ほとんどの商社が苦心のブレンドを行なっており、飲み口はまあまあのいかにもワインを飲んだという気分にさせるワインに仕立てて売り出しています。保存して熟成させるようなワインではないものの、買ってすぐ飲めるタイプのワイン揃いです。 |