『ワイン道』楽々講座
 講師:城丸 悟

ぶどうイラスト ワイン産地の地図を見るべし  エティケットの読み方
極めて高度な醸造法による混醸ワインがボルドー・ワイン
白ワイン用ブドウ
Wine
セミヨン
セミヨン(Semillon)=ボルドー白ワインの主役の一つ。辛口にも甘口にもなるすぐれた品種で若いうちはうま味が少なく、身をかたくし、緊張しているようなところがあるが、壜詰め後長くねかせておくと次第に味わいがほぐれてきて、独得の芳香を放つようになり、甘味さえ生じてくる。気象条件によってはポトリティス・シネレアという菌がついていわゆる貴腐ブドウとなり、世界的に知られる見事な甘口貴腐ワインになる。

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ソーヴィニョン・ブラン
ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)=セミヨンと共にボルドー白ワインにはなくてはならない品種。混醸しなくても一本立ち出来るいいワインに仕上げられ、ボルドーでもアントル・ドゥ・メール地区ではこれだけで強い個性的な味と香りを具えたワインに造られることが多い。世界的に普及し各ワイン産地で使われるが、ボルドーではテロワの関係で果実の糖分が高く、アルコール度も高い魅力的なワインとなり、樫の樽で熟成させると品のある香りを具える。シャトー・マルゴーで造られている白の辛口、「パヴィヨン・ブラン」はそのいい例 だ。セミョン種との調和もとても良く、甘口(貴腐)ワインの共演者として最高のデザート・ワインを造り出す。
写真提供:「世界のワインカタログ1999 by Suntory」より

ミュスカデル(Muscadelle)=天然の糖分が高く、ボルドーのプルミエール・コート・ドゥ・ボルドーでは軽やかでフルーティな香り(アロマ)が若いうちから楽しめる甘口ワインに仕立てられている。セミョン種、ソーヴィニョン・ブラン種のワインに少し加えてやると芳香を高め、味わいにも効果を見せる補助の役割を果たす品種である。


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