『ワイン道』楽々講座
 講師:城丸 悟

ぶどうイラスト ワイン産地の地図を見るべし  エティケットの読み方
赤ワイン用に使われるブドウ種の主役はカベルネソーヴィニョンで、

以上がボルドーの赤、白ワインに使われるブドウ品種です。そして、これらのブドウ品種からのワインを混醸して仕上げられるのがボルドー・ワインです。ボルドーの各地区では、これらのブドウ種をそれぞれ適切に使い分けてワイン造りにはげんでいます。では、どの地区でどのブドウを使っているかをざっと説明しておきましょう。

Wineすでに地図でお見せしてあるボルドーを眺めてみてください。東から流れてくるドルドーニュ河と南から流れてくるガロンヌ河が合流してジロンド河になっていて、ボルドー市はその合流点より少し南、ガロンヌ河の西岸沿いにありますね。このガロンヌ河とジロンド河の西岸に沿って、ほぼ南から北へ長くのびているのが、メドック、オー、メドック・ペサック=レオニヤン、グラーヴ、ソーテルヌ、バルサックなどのワイン地区です。メドックとオー・メドックはボルドー市より北へ、ペサック=レオニャン、グラーヴ、ソーテルヌ、バルサックの各地区はボルドー市の南に幅広くのびています。

 このガロンヌ〜ジロンド河の西岸一帯にあるワイン産地で赤ワイン用に使われるブドウ種の主役はカベルネ・ソーヴィニョンで、カベルネ・フラン、メルロ、マルベック、プティ・ヴェルドがそれを補ってそれぞれの役目を果たし、素敵なワインになっています。使われるブドウたちは、それぞれワインになってから、おいしく飲めるようになるまでの熟成年月が異なりま すが、何といっても熟成して飲みごろになるまでの年月がかかるのはカベルネ・ソーヴィニョンで造ったワインなので、それと混醸された他の品種からのワインは、カベルネ・ソーヴィニョンの熟成を助け、熟成に合わせて自分たちもより良く熟成していくのです。


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