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錦絵

上野寛永寺境内花見の景 伝杉村治兵衛
(資料提供:江戸東京博物館)

墨摺絵(すみずりえ)
「浮世絵草創の時期は十七世紀半ばで、墨一色で摺られた版本の挿絵から始まった。この挿絵も初期は版本一冊につき数図であったのが徐々に多くなり、後に挿絵の部分が独立し、一二枚一組を標準とした版画組物に発展した。さらに浮世絵創始期の第一人者、菱川師宣の没した元禄七年(1694)頃には、一図で完結させる一枚絵(一枚摺)が単独で売り出されるようになる。これらの最初期の浮世絵版画は「墨摺絵」と称され、和紙の白と墨の黒の生み出す単純なコントラストが造形的な効果を発揮している。手彩色の豪華版もある。主として遊里や芝居町から取材され、遊女や役者の全身像を大ぶりな画面に伸びやかな筆致で描いている。」
(至文堂「浮世絵の鑑賞基礎知識」より)
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