フィガロの結婚
 
フィガロの結婚(Le Nozze di Figaro)
 
解説
 
 音楽界の天才児W・A・モーツァルトが書いた数多くのオペラの中でも、もっとも有名なものとして世界中で親しまれています。原作はボーマルシェによる三部からなる戯曲「セビリャの理髪師」「フィガロの結婚」「罪ある母」の二作目で、「セビリャの理髪師」は後にロッシーニによってオペラになっています。
 登場人物も多く、筋も込み入ってはいますが、さまざまな形の重唱やアリアに彩られた名作です。
 
●主な登場人物●
 
アルマヴィーヴァ伯爵 (バリトン)
アルマヴィーヴァ伯爵婦人 (ソプラノ)
フィガロ 伯爵の従僕(バリトン)
スザンナ 伯爵夫人の侍女。フィガロの婚約者(ソプラノ)
ケルビーノ 伯爵のお小姓(メゾソプラノ)
 
●ものがたりのまえに●
 
 アルマヴィーヴァ伯爵がまだ独身の頃、彼は愛するロジーナと結婚するために邪魔な後見人バルトロの裏をかくことを町の何でも屋フィガロに依頼しました。彼は見事にその役目を果たし、伯爵はめでたく結婚。そのごほうびに彼は従僕に召し抱えられ、当時その地方にあった悪習「初夜権」(領主が花婿より先に花嫁と一夜を共にする権利)も廃止されることとなったのでした。
 
●あらすじ●
 
第一幕/第二幕/第三幕/第四幕
 
解説・あらすじ・日本語訳/青木素子

 

 

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