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江戸の便利帳【壱】 江戸の実用品(手紙)「矢立」 |
![]() 絵と文:三輪映子【拡大】 |
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携帯用の硯箱、長さは大人の手のひらほど。 柄の部分に小さい筆をおさめ、 蓋つきの墨壺には、墨汁をしみこませたもぐさを詰めてあります。 実用的なものは今でも作られており、書画の材料を扱う店で買えます。 最近の絵手紙ブームで、矢立が復活、 和紙の葉書に矢立でさらりと描いたスケッチ、なかなかいい味です。 |
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生活の中からどんどん季節感が失われているのに、手紙はやっぱり時候の挨拶からはじめたい。というのも、季節の変化に敏感だったご先祖様の感覚が、我々のDNAに刻まれている?そこで、現代の暮らしにも通用する時候の挨拶を考えてみました。 五月(皐月) 六月(水無月) 七月(文月)
八月(葉月) |